しこ名 | 讃岐竜(さぬきりゅう) |
番付 | 東序二段九十四枚目 |
本名 | 竹内 啓人(ひと) |
生年月日 | 2008年9月8日 |
出身地 | 香川県高松市 |
スポーツ歴 | 相撲 |
身長 | 172.1cm |
体重 | 110.8kg |
香川県高松市出身。
8人兄弟の次男として生まれる。幼少期はくっきりとした二重の瞳を持ち、女の子に間違われることもあったという。
1歳の時、両親が目を離したすきに歯もないのに炒飯を口いっぱいに頬張る大食だった。
<左は鶴峰、右が讃岐竜>
自然豊かな環境で育ち、野山を駆け回る中で身体能力を培った。
一年早く相撲部屋に入門した兄・鶴峰の影響もあり、父親から相撲の手ほどきを受け始める。
高松市立龍雲中学校に進学後も、相撲を継続した。中学時代には全国大会に出場し、四国大会では団体3位という成績を収めている。
父親による相撲指導は基礎を徹底的に叩き込む厳しいものであった。特に食事トレーニングは徹底されており、中学卒業時には体重が120kgを超えるまでに成長した。
年子の兄である鶴峰とは幼少期から行動を共にすることが多く、非常に仲が良い。しかし、幼い頃は兄弟喧嘩が絶えず、中学時代には相撲の稽古の延長で取っ組み合いになり、鼻血を出すこともあったという。
8人兄弟という大家族で育った讃岐竜は、大家族ならではのメリットとデメリットを感じてきた。最大の楽しみは、年に10回以上ある家族の誕生日会でご馳走が食べられることだったという。その一方で、年に食べるケーキの量が多かったためか、子供の頃から甘いものをあまり好まないという一面もある。
総じて、大家族での生活は寂しさを感じることはなく、楽しい思い出の方が圧倒的に多いと語る。この経験が、相撲部屋の共同生活にも自然と溶け込める要因となっている。
相撲以外の趣味としては、部屋の行司である式守友三郎と良仲で、休日に一緒にカラオケに行ったり食事をするのを楽しみにしている。
また、お笑い芸人の安田大サーカスの大ファンで、YouTubeで彼らの動画を見て大笑いすることで日々のストレスを解消している。
そして、自身の四股名に故郷への思いを込めるほど、郷土愛が強い。
特に讃岐うどんをこよなく愛しており、中でも地元高松市にある「手打ちうどん野口」のうどんを「世界一美味い」と断言する。
2025年1月場所より、故郷への感謝の気持ちと恩返しへの決意を胸に「讃岐竜」へと四股名を改めた。
愛する故郷の誇りを背負い、土俵に上がる。