行司｜友三郎

長野県長野市出身。
幼少の頃より、長野市で歴史ある若穂柔道育成会にて柔道をはじめる。
粘り強い足腰とどんな相手にでも立ち向かうガッツで成長し、中学では柔道部部長を務め、長野県大会で団体準優勝という成績を収めた。

柔道に打ち込む一方で、同時に無差別で戦う相撲に対して強い興味を抱き続けていた。
周囲の勧めもあり、地元長野県で全国大会の常連校である長野県更級農業高校へ進学し、未経験ながらも相撲道へと転身する。

高校3年間は大きな選手との対戦や柔道との違いに悩みながらも、持ち前の強いガッツで地道な努力を重ね、インターハイには3年連続出場を果たすなど活躍を見せた。

引退を間近に控え、プロの土俵への憧れと小兵であるという現実との間で葛藤する。
自分の伸びしろと限界を知りつつ、それでも大好きな相撲に携わっていきたいという強い気持ちから、行司の道を志すことを決意した。

2025年4月、高校の相撲部で苦楽を共にした山岸と共に音羽山部屋へ入門。2025年5月場所にて、行司として初めて土俵に上がる。
将来は、大相撲を背負うような力士の取組を裁く名行司となることを目標としている。

<中央が本人、左は一緒に入門した山岸>

相撲以外では、スポーツ観戦が趣味。
特に出身地長野のプロサッカークラブAC長野パルセイロと乃木坂46の熱烈なファンで、元メンバーの生田絵梨花さんを推している。
また、1年早く入門した兄弟子の讃岐竜とは休みの日に遊びに出たりする良仲で、特にカラオケに行くことが好きである。